ダバロ新報

ゲームと雑記と味噌汁

『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』プレイ雑感

というわけで『ENDER LILIES』,さくっと1月24日現在のバージョンの大ボス全部たおして来ました。

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ストアページのタグに「高難度」とついててソウル系みたいなやつだったらどうしようと思っていましたが、杞憂でした。

ソウル系、Bloodborneフリプのときにやってガスコイン神父倒せなくて投げたくらい苦手なので……。

3時間ほどのプレイで現行ver.は一応終わらせる事ができました。

2D横スクロールアクションなのでそもそもジャンルが違った。どちらかと言うとオーディンスフィアみがあります。

 

世界観は期待していた通りほの暗くていい感じでした。

「穢れ」に侵されて「穢者(けもの)」と呼ばれる怪物になってしまった人々のを浄化して行く……という流れです。

しっかりとしたストーリーがあるというよりは、ゲーム中で手に入る手記など断片的な情報を集めて、何が起こったのかを推察していくのがメインだと思います。

主人公が大ボスを浄化するたびにだんだん白い髪が黒くなっているなど不穏な仄めかしがあるので今後のアップデートが楽しみですね。

 

システム的な面では、スタミナ的なシステムが無いのが個人的にはとても良かったです。回避も攻撃も振り放題。(調子に乗っていると起き攻め食らって死にますが)

ただ、回避動作が大きめなので慣れるまで苦労するかもしれません。

小さな女の子がスタイリッシュアクションゲーばりの回避動作したらそれはそれで違和感ありますしね。

少女らしさ、というのはとても良く出てると思います。

 

また、大ボス倒すたびに新しいアクションやパッシブスキルがもらえるので、前のマップに戻ると以前は行けなかったところに行けるようになる、という楽しみがあるのは良かったです。

一本道で前に進んでいくだけのゲームは面白くないと思うので……。

 

スキルの付け替えも、ボスごとにどのスキルがいいか?を考えて構築するのが面白かったです。

主人公は少女なので、自分で戦うわけではなく倒したボスの魂的なもののちからを借りるっていうフレーバーもグッド。

 

全体的に、とても良くできている作品だと思いました。少々気になるとこがないと言えば嘘になりますが、そこはまあまだアーリーアクセスなので今後に期待かなと。

気軽にリトライできるシステムなので、アクションは苦手だけど世界観やBGMが気になる!という方も是非プレイしてみてください。